2014/05/26

足の裏は全身の鏡

足の裏は優れた鏡です。私たちの身体の健康度を極めて正直に映し出します。体のどこにも異常がなければ、足の裏はどこまでも澄み健康そのものです。

逆に体のどこかに病気の兆候があったり、実際に偏重をきたしていたりすると、たちまち雲がかかったようにどんよりと曇ってしまいます。
これは、単なる比喩ではありません。これから段々詳しく説明していきますが、たとえば、肉体のある器官が何らかの病気に冒されると、それと関係の深い足の裏の部位の形が崩れたり色が悪くなったりなど、足の裏は明らかなほどの「曇り」を見せるのです。
しかし、足の裏が全身を写す鏡であることを知らない人は、どんな顕著な変化が表れていようと、足の裏は足の裏だけのことに過ぎないと考えてしまうでしょう。
これでは肝心のサインを見逃してしまうことになります。

足の裏の変化を見分けることは、非常に簡単です。
ようは足の裏という鏡が映し出す姿を、素直に受け止めればいいわけです。
あとはそれぞれのケースに応じて。足の裏を健康な状態に戻すよう方策を講じ実行するだけです。
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2014/05/21

甲状腺の病気/気をつけようヨードのとり過ぎ

ヨードは甲状腺ホルモンを作るためになくてはならない養分です。しかし、橋本病やバセドウ病など病気の場合、ヨードをとり過ぎると逆効果になりますので、食事には注意が必要です。



2年前に橋本病と診断。甲状腺ホルモン薬をのんでいる。ホルモンをつくるのに海藻をとるのが効果的と聞いたことがあるが、医師からは摂取しないようにといわれている。橋本病の場合はヨードを含んだ食品を控えるべきか?



 ヨードとは、昆布やわかめに含まれる元素のひとつで、甲状腺ホルモンを作るのに大事な要素です。しかし、たくさんとればとるほどいいというものではありません。甲状腺では、ヨードがたくさんありすぎると、ホルモンを作る工 場がパンク状態になり、機能を一時的に止める仕組みがあります。
 特に橋本病の場合、甲状腺が壊れてホルモン製造の能力がもとに比べると少し落ちた状態になっています。しかし、橋本病 でもみんな機能低下症になるとは限らず、必要なホルモンだけは予備力で作って います。そこに原料のヨードがあまりたくさん運び込まれて甲状腺ホルモンの合成と分 泌が低下してしまうと、工場が小さいだけにその状態がいつまでも続いてしまう可能性があります。
 日本で普通に食事をしていれば、ヨード不足の心配はありません。昆布やわか めなどの海そう類や野菜、その他いろいろな食品に必要量のヨードが含まれて います。ですから、ヨードをたくさん含むものをあまり大量にとることは避けたほうがよいでしょう。一方、バランスのとれた普段の食事なら、特にヨードを含んだ食品を控えようと意識しなくてよろしいと思います

2014/05/02

気づきにくい甲状腺の病気 橋本病

■「元気」がなくなる橋本病

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 「甲状腺」はのどぼとけの下あたりにある器官です。甲状腺からは、必要に応じて「甲状腺ホルモン」が分泌されています。甲状腺ホルモンには、心臓や胃腸などの働きを活性化したり、新陳代謝を促進するなど、「体を元気にする」働きがあります。
 甲状腺の働きが低下し、甲状腺ホルモンが不足した状態になる病気を「甲状腺機能低下症」といいます。その大部分を占めているのが「橋本病」です。体を元気にする甲状腺ホルモンが不足するため、元気のない状態になり、「だるさや疲労感、気力がなくなる、食欲が低下する、皮膚が乾燥する」といった症状が現れます。



■ホルモン不足はこうして起きる

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 甲状腺ホルモンが減るのは、「抗体」の働きによって、甲状腺が攻撃を受けるためです。
 本来は外から侵入したウイルスや細菌を攻撃するためだけに抗体がつくられるのに、橋本病では、甲状腺に対する抗体が誤ってつくられます。その結果、抗体の攻撃を受けて甲状腺に炎症が起こります。そして、炎症により甲状腺の細胞が破壊されることで、甲状腺ホルモンの分泌が低下してしまうのです。



■診断と治療のポイントは?

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 橋本病になると、元気がなくなるほかに、「首のつけ根がふくらむ」「声が太くなる」といった症状が現れることもあります。診断には、血液検査が行われます。
 治療の中心は、不足した甲状腺ホルモンを薬によって補充する薬物療法です。甲状腺ホルモン薬はずっとのみ続ける必要がありますが、心配すべき副作用はほとんどありません。治療により、甲状腺ホルモンの量が正常値にコントロールされるようになれば、健康な人と同じように生活できます。
2014/05/02

気づきにくい甲状腺の病気 バセドウ病

■気になりませんか? 首のはれ

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 バセドウ病は、甲状腺の機能が亢進し、“体を元気にするホルモン”といわれる「甲状腺ホルモン」が過剰に分泌される病気です。「動悸がする、汗をかく、イライラする、体重が減少する」といった症状が現れます。また、「首のはれ」や「目の変化」もバセドウ病の特徴的な症状です。首のはれは、甲状腺の機能が低下する「橋本病」でも起こりますが、バセドウ病のほうが、よりはっきりと現れます。



■ホルモン過剰はなぜ起きる

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 甲状腺は、脳の下垂体から分泌される「甲状腺刺激ホルモン」の指令に従って、甲状腺ホルモンを分泌します。甲状腺には「受容体」と呼ばれる鍵穴があって、ここに甲状腺刺激ホルモンがはまることで、ホルモン分泌のスイッチが入ります。
 ところが、バセドウ病になると、特殊な「抗体」がつくられ、これが受容体にはまってスイッチを入れてしまいます。そのため、甲状腺刺激ホルモンの指令とは関係なく、どんどん甲状腺ホルモンが分泌されてしまうのです。



■治療法を選ぶポイントは?

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 バセドウ病の主な治療法は、「薬物療法」「アイソトープ療法」「手術」の3つです。一般的には、甲状腺ホルモンの合成を抑える「抗甲状腺薬」を使った薬物療法が第一に選択されます。副作用のために薬物療法を続けられない場合や、5年近く継続しても薬をやめられない場合などには、ほかの治療法を考えます。
 アイソトープ療法は、「放射性ヨード」をカプセルにして内服するもので、通院での治療が可能です。甲状腺を切除する手術は、入院の必要はありますが、短期間に治療できて、再発が少ないのが特徴です。