2013/10/10

胃がん

3つの早期胃がん治療
 まず、早期がんの治療は3つに分けられます。(図1参照)一番、体にとって優しい「内視鏡手術」、そして「腹腔鏡下手術」「開腹手術」です。中でも内視鏡手術にはいろいろ条件があり、具体的には、「粘膜内のがんであること」、「がんの大きさが2cm以内であること」、「リンパ節転移がないこと」などです。
 また「分化型」であること、つまり「がんの顔つき」というのも大事になってきます。ご主人の場合は、表面がへこんでいる「陥凹型」であり、かいようがあるかもしれません。がんが2cmを越えて、陥凹型ということになってきますと、手術しても、がんが残ってしまうおそれがありますので、内視鏡手術はあまりおすすめ出来ません。万全を期する場合は、腹腔鏡下手術か、開腹手術で切除という方向がよいでしょう。
 また、胃がん治療のガイドラインの中にどういったものが転移をおこすかということが書いてありますので、参考にしてもいいかと思います。ご主人の場合、喉頭がんの手術もされてますし、心臓や肺の問題もあります。もう少し、リンパ節転移があるかどうかなど、検査の結果を集約するなり、バランスを考えてどの治療法が最もいいかを先生と相談して選択して下さい。
 なお、手術は2〜3か月後ということですが、その間のがんの進行に関しては心配ありません。

リンパ節に転移がある場合

 先ほども出てきましたが、リンパ節にがんが転移しているか、いないかで手術の方法も変わってきます。(図2参照)
 胃の中にがんがあるとして、胃の周辺にあるリンパ節を第1群リンパ節、それより少し離れたものが第2群リンパ節、さらに遠いところにあるものが第3群リンパ節といいます。粘膜内の早期がんの場合は転移があっても、ほとんど胃の周辺のリンパ節転移なので、腹腔鏡補助下胃切除術が可能です。しかしさらに遠いリンパ節に転移している可能性のある場合、これも完全にとるためには、開腹してとらざるを得なくなるということです。


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント