2013/12/25

ひざの痛み

■ひざの痛みと漢方治療

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 ひざの関節は、年をとるに従って、軟骨がすり減って、関節に炎症が起こると、痛みが生じやすくなります。また、ひざに水がたまることもあります。こうした病態を「変形性膝関節症」といい、高齢者のひざの痛みで最も多くみられます。
 ひざに痛みがある場合、西洋医学では、まず問診を行い、必要に応じて、エックス線検査などを行います。治療には、運動療法、装具療法、薬物療法といった「保存療法」と、「手術療法」があります。
 ひざの痛みに対する漢方治療は、薬物療法の1つとして行われますが、西洋薬と漢方薬では、治療の目的が異なります。漢方薬は、副作用のため西洋薬は使いづらい、あるいは、保存療法を行っても痛みが軽減されないといった場合の治療に適しています。手術が必要な場合には、漢方治療の対象とはなりません。



■代表的な処方

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 漢方治療では、ひざの痛みに対しても、漢方的な考え方に基づき、全身状態を診断することが基本となります。特に、ひざの関節に水がたまるのは、「水毒」が原因と考えられ、その場合は、体から余計な水分を追い出すような薬が処方されます。
 



■漢方薬の効果

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 慢性の痛みの場合、短期間の服用で効果がすぐに現れるというわけにはいきませんので、数週間から数か月は服用を続けるようにしましょう。ひざの痛みが消えない場合でも、体調によい変化が見られる場合は、その処方は合っていると考えられます。しかし、一定期間服用しても、何の改善も見られない場合は、別の処方が検討されます。
 また、ひざの痛みを軽減するためには、漢方治療を続けると同時に、日常生活でひざへの負担を軽くする工夫も大切です。


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