2013/12/27

高齢者にやさしい漢方治療/腰の痛み

■慢性腰痛と漢方治療

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 老化によって腰の骨や椎間板に変形が起こると、変形した骨や椎間板が、神経を圧迫したり、刺激したりするので、腰に痛みが生じます。
 腰痛がある場合、西洋医学では、まず問診が行われ、必要に応じて、エックス線検査、CT検査、MRI検査などが行われます。慢性的な腰痛と診断された場合、治療で手術が行われることはあまり多くはなく、薬物療法を中心に、運動療法、物理療法が行われます。
 漢方治療は薬物療法の1つですが、西洋薬と漢方薬では、治療の目的が異なります。漢方薬は、手術の必要はないが、慢性的に腰が痛むといった場合の治療に適しています。
 腰痛で漢方治療を希望する場合は、まず西洋医学的な診察や検査を受け、手術の必要がないことや、ほかの病気が隠れていないことを確かめたうえで、受けるようにしましょう。



■代表的な処方

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 腰痛に対して漢方治療を行う場合も、漢方的な考え方に基づいて患者さんの全身状態を診断し、一人一人に合わせて薬が処方されます。
 腰痛に悩むお年寄りでは、腰痛で処方される漢方薬には、ここで紹介した処方以外にも多くの処方があるので、漢方の専門医の診断を受けて、自分に合った漢方薬を処方してもらいましょう。



■漢方薬の効果

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 服用してから効果の出始めるまでの期間は、患者さんによって異なります。一般に、数週間から数か月ぐらいと考えてください。また、腰の痛みが消えなくても、体調などの改善が見られれば、その処方が合っていると考えられます。しかし、一定期間服用しても、何の改善も見られない場合は、別の処方が検討されます。
 なお、それまで使っていた痛み止めなどの西洋薬は、漢方薬の効果が出てくるまでは併用し、痛みが軽くなってきたら、西洋薬を減らすとよいでしょう。

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