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2014/03/15

放っておけない肺の病気/季節の変わり目に多い気管支ぜんそく

■気管支ぜんそく

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「気管支ぜんそく」は、気管支が狭くなり、呼吸が苦しくなる病気です。ぜんそく発作は、かぜなどの感染症にかかりやすい、季節の変わり目に起こることが多くなっています。というのも、ぜんそく発作は、かぜや肺炎などの感染症に伴って起こることが多いからです。
 気管支ぜんそくの患者さんは、30年間で約3倍に増えています。現在、成人に限ると、300万人もの患者さんがいると推定され、毎年5000〜6000人がぜんそく発作で亡くなっています。ぜんそく死は、特にお年寄りに多く見られ、かぜのようだと思っているうちに、夜中に突然発作が起きて死亡するというケースがよくあります。発作が起きやすい季節の変わり目には、特に病状の悪化に注意する必要があるといえます。



■気管支ぜんそくが起こるメカニズム

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気管支ぜんそくの患者さんの気管支には、慢性的な炎症が見られます。この炎症によって、気管支が非常に過敏になっており、ちょっとした刺激が加わっただけで、過敏に反応したり、発作的に気管支が収縮しやすい状態になっているのです。気管支に炎症が起こっていたり、収縮が起こったりすると、気管支の内腔が狭くなりますが、発作が起きているときは、気管支の粘膜から粘液が大量に分泌されるため、内腔はさらに狭くなり、息苦しくなります。
 気管支の炎症や収縮は、アレルギーが原因だと考えられます。アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)としては、「ダニ、花粉、カビ、ゴキブリのふん、ほこり、ペットの毛」などがあります。また、アスピリンなど酸性解熱薬という分類に入る薬はすべて、気管支ぜんそくの原因になります。ぜんそく症状で受診するときは、常用している薬を必ず医師に伝えるようにしましょう。




■診断と治療

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医師は、まず問診などで「ぜんそく発作の頻度」や「ほかの病気の有無」を確かめた後、「ピークフローメーター」という測定器で、吐く息の最大量を測定し、症状の重さを調べます。吐く息の量が少なければ少ないほど、症状が重いことになります。
 治療では、ステロイド薬を吸入し、慢性的に生じている気管支の炎症を抑えることが基本になります。発作が起きたときには、β2刺激薬などの「気管支拡張薬」や、「抗アレルギー薬」を用います。重症の場合は、気管支を広げる効果の強い「徐放性テオフィリン」という薬を服用することもあります。
 薬は、症状がないからといって勝手にやめたり、効かないからといって決められた以上に使うと、病気が悪化したり、副作用が現れたりすることがあります。必ず医師の指示どおりに用いるようにしましょう。
 また、できるだけ発作を起こさないよう、日常生活で注意していくことも大切です。まず、原因となるアレルゲンをできるだけ身の回りから取り除く努力をしましょう。さらに、定期的にピークフローメーターで吐く力を測定し、常に自分の呼吸の状態を把握しておきましょう。そして、医師と常に連携を保ちながら、しっかりと自己管理を行い、病気を上手にコントロールしていくことが大切です。


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