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2013/10/11

どんな生活が骨を弱くするのかを

■骨の働き

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骨は、大切な臓器を守る「保護作用」、体を支える「支持作用」、体内のカルシウムを貯蔵する「貯蔵作用」の3つの大切な役割を担っています。
体内のカルシウムは、その99%が骨と歯に蓄えられ、残りの1%が血液中にあって、筋肉の収縮、血液凝固、ホルモンの分泌、神経の伝達など、生命維持に欠かせない役割を果たしています。血液中のカルシウム濃度が低くなると、骨に蓄えられているカルシウムが溶けて血液中に放出されます。また、腎臓で作られる「活性型ビタミンD」という物質が、腸からのカルシウム吸収を増やします(図1)。 図1 骨とカルシウム
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図1 骨とカルシウム

■骨代謝とは?

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骨も、髪や皮膚と同様、新陳代謝を繰り返しています。骨が古くなると、「破骨細胞」が古くなった部分を溶かして壊し(骨吸収)、吸収が進むと、今度は「骨芽細胞」が、骨の溶かされた部分にコラーゲンを分泌し、そこにカルシウムを沈着させる「骨形成」、つまり修復を行います。このように骨の吸収と形成を繰り返すことを「骨代謝」といいます(図2)。 骨代謝は、若いときは活発に行われていますが、年をとると骨代謝そのものが衰えるため、骨が壊されても修復されにくくなります。また、腸からカルシウムを吸収する力も低下するため、年をとると誰でも骨量が減ります。 図2 骨の吸収と形成(骨代謝)
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図2 骨の吸収と形成(骨代謝)

■骨を弱くする生活とは

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1.運動不足
 骨は圧迫力がかかると骨形成が促進され、カルシウムが沈着しやすくなります。逆に骨に圧迫力をかけない状態が続くと、破骨細胞の骨吸収が長引いてしまい、骨芽細胞による骨形成が十分に行われません。現代生活では、運動不足に加え、「歩かない、立っている時間が短い、重い物を持たない」ことが多く、骨に圧迫力がかからなくなっています。さらに運動不足だと、筋肉も弱くなるため、バランス感覚が鈍くなって転びやすく、骨を傷めやすくなります。
2.カルシウム不足やアルコール、コーヒーのとり過ぎ
 骨は、カルシウムによってつくられるので、カルシウム摂取量が足りないと、骨も弱くなります。厚生労働省では、成人が1日に必要とするカルシウムの量を600mgとしていますが、大半の人はカルシウムが不足している状態です(図3)。特に、ダイエットしている人、偏食気味の人、牛乳や乳製品が嫌いな人は、カルシウムが不足しやすくなります。また、カルシウムの吸収を阻害するコーヒーやアルコールの過剰摂取にも注意が必要です。たばこも、胃腸でのカルシウムの吸収の低下や、女性ホルモンの分泌の抑制を招くので、節煙を心がけることが大切です。

3.日光に当たらない生活
 食べ物からとったカルシウムの体内への吸収率を上げるには、「ビタミンD」が必要です。体内のビタミンDは、肝臓と腎臓を経て「活性型ビタミンD」に変わり、腸からのカルシウムの吸収を促したり、骨の代謝を促進する働きをもっています。ビタミンDは、食べ物以外でも、日光浴によって体内につくられるので、夏なら木陰で30分間、冬は1時間程度の外出を心がけましょう。

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