2013/10/11

失語症

■家族の役割

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 「失語症」になると、思うようにコミュニケーションがとれなくなるため、家族も困惑することがありますが、できるだけスムーズに意思の疎通が図れるように工夫し、よい話し手、よい聞き手となることが大切です。そして、患者さんが安心して、生活できるよう環境を整えましょう。



■上手にコミュニケーションをとるためのポイント

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 まず、患者さんに適切な働きかけができるように、患者さんの症状をよく理解することが大切です。そして、図1にあげたような点に気を配って、コミュニケーションをとるようにします。また、図2〜4にあげられているように、失語症の回復の経過に合わせて対応することも必要です。



■日常生活の工夫

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・会話の工夫
 患者さんに言葉をかけるときは、「短い言葉でゆっくり間をおいて話す」「理解しているか常に確認する」「文字、絵、身ぶりなども利用する」などの工夫が役立ちます。また、患者さんからうまく言葉を引き出すためには、「質問の仕方を工夫する」「焦らせないで、言葉が出てくるのを待つ」「文字、絵、身ぶりなどを促す」「完全な言葉を求めない」などが大切です。
・道具を利用する
 「筆記用具をすぐに使えるようにする」、「よく使う言葉を絵や文字で表した"会話ノート"を活用する」、「必要なメッセージなどを録音し、外出時に再生して相手に聞かせられる小型の装置を用意する」など、患者さんにあった道具を有効に利用しましょう。
・話題や情報をやり取りする
 患者さんも、症状の程度に応じて、自ら積極的にコミュニケーションをとる工夫をし、生活を楽しむようにしましょう。
 社会参加の方法としては、散歩が最も手軽です。そのほか、自分にあった方法で積極的に社会参加していきましょう。家族は、社会参加に関する情報を集めたり、いっしょに参加したりして、協力してあげてください。
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