2014/08/11

ご注意! かぜと間違いやすい病気 若者に多い肺炎

■かぜと何が違うのか

--------------------------------------------------------------------------------

 かぜは、鼻やのどなどの上気道や気管支に炎症が起こります。これに対して、肺炎は、肺の中の「肺胞」などに炎症が起こります。肺炎でもかぜと同じような症状がみられますが、肺炎の場合は、症状がなかなか改善せず、特にせきがひどくなっていくのが特徴です。
 肺炎をかぜと間違えて、治療が遅れたり、適切な抗菌薬が使われないと、重症化したり、合併症を起こすこともあります。かぜの症状が、3〜4日しても改善しない場合は、肺炎を疑って、必ず受診するようにしましょう。



■マイコプラズマ肺炎の症状と特徴

--------------------------------------------------------------------------------

 肺炎のなかでも、若い人に多くみられるのが、「マイコプラズマ」という微生物が原因で起きる「マイコプラズマ肺炎」です。
 マイコプラズマ肺炎は、主に飛沫感染や接触感染でうつります。最初はかぜのような症状ですが、そのうちに、「高熱」「頑固なせき」「頭痛」などの症状が現れます。適切な治療を受けないと、まれに、「髄膜炎、心筋炎、歩行障害、肝臓障害、貧血、発疹」などの合併症が起きることがあるので、注意が必要です。



■早く治すためのポイント

--------------------------------------------------------------------------------

 「3,4日しても熱が続く」などのような症状がみられる場合は、医療機関を受診しましょう。マイコプラズマ肺炎を見逃さないためには、患者さん自身が、病気の経過や症状をしっかりと医師に伝えることが大切です。
 治療は、抗菌薬による薬物療法が中心となります。一般的な肺炎の薬では効果がないので、マイコプラズマ肺炎に有効な「マクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系」の抗菌薬で治療することが大切です。そのほか、せき止めの薬など、症状を軽減させる薬も使われます。家庭のケアでは、「安静」「水分・栄養の管理」に気をつけましょう。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント