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2014/08/19

あなたの肺 大丈夫ですか? / COPD症状をやわらげるには?

従来、肺気しゅ、慢性気管支炎などと呼ばれていた病気を、今は「COPD(慢性閉そく性肺疾患)」と呼びます。現在、世界中に約6億人。日本国内においても、約530万人の患者がいると言われています。




question

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3時間くらい起きていると胸が苦しくなり、肺気しゅと診断されました。薬は出ていないのですが、たばこをやめるように言われています。他によい治療法はありますか?

(60代 女性)




answer

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残っている肺機能を十分に活用するための、呼吸リハビリテーションが有効です。



■COPDの治療法

 COPDによって一度壊れた肺胞や気管支を、元に戻すことはできません。したがって、COPDの治療は、あくまでもその症状を軽減する、進行を抑えることが重要となり、残っている肺の機能を十分に活用することが目的となります。
 治療法として、軽度から重度までのすべての段階において、何よりも重要なのは「禁煙」です。次に、気管支を広げる薬で、呼吸を楽にする「薬物療法」。また、残っている肺の機能を十分に活用する呼吸法としての、「呼吸リハビリテーション」。さらに進行してしまった場合には酸素を吸入する「酸素療法」や、拡張した肺を取る「手術」などが行われます。



■禁煙のすすめ

 たばこの中には約4,000種類の化学物質が含まれており、その中の約200種類は有害物質だと言われています。COPDの進行に悪い影響を及ぼすので、禁煙が治療の第一歩です。
 図2では、横軸に年齢、縦軸に肺機能を示しています。非喫煙者は肺機能の低下が緩やかなのに対して、喫煙者は急激に低下していきます。喫煙者が禁煙を始めた場合、その後は非喫煙者と同程度の緩やかな傾斜に戻るので、どの年齢からでも禁煙は肺機能によってよい効果をもたらします。



■呼吸リハビリテーション

 薬物療法と並んで行われる治療法に「呼吸リハビリテーション」があります。COPDにより壊れてしまった肺胞や気管支の細胞を元に戻すことはできない代わりに、残っている肺機能を上手に使おうという呼吸法です。
 
<リラクゼーション>
COPD患者は肺が大きくなっているため、肩や背中の筋肉が緊張しています。その筋肉の緊張をほぐすために、リラックスをします。
 ・肩を大きく高く上げます。
 ・ゆっくりとおろします。
 
<腹式呼吸>
横隔膜を使う呼吸法です。女性は普段、胸式呼吸をしているのですが、COPD患者は特に腹式呼吸を行うことが大切です。
 ・右手を胸に、左手をお腹の上に当てます。
 ・鼻から息を吸います。その時、お腹を突き出すようにして息を吸ってください。
 ・吐く時には、お腹を引っ込ませます。
 
<口すぼめ呼吸>
狭くなった気管支を広げ、呼吸を楽にするための治療法です。
 ・腹式呼吸と合わせて行います。
 ・息を吐く時、口笛を吹くように口を丸めてゆっくりと、音を出すように吐きます。



■肺の中の空気を外に出すように

 呼吸の筋肉を使わないと筋力が落ちてきてしまい、やがて呼吸が困難になってしまいます。これを防ぐために、普段から運動をすることもCOPDの治療法としてとても重要です。日常生活の中でも、肺の中の空気を外に出すよう心がけて呼吸をしてください。
 重いものを持つときは、ゆっくり息を吐きながら。歩くときは、「吸吸吐吐吐吐」というリズムで、階段を上るときは、立ち止まって「吸吸」、上るときに「吐吐吐吐」です。息を吐くことを意識してください。

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