2013/10/11

悪い姿勢は万病の元

●悪い姿勢は万病の元

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 悪い姿勢が続けば続くほど、姿勢は更に悪くなってしまいます。例えば、猫背(図1左側)の状態を続けていると、図1右側のような姿勢になる可能性があります。背中がさらに丸まり、腰は前に出て、ひざも曲がってしまいます。猫背の姿勢というのは、体が前に傾くので、重心が前の方へいきます。重心を元に戻そうとしても、猫背の姿勢を続けていると、背筋や腹筋が弱くなってしまうため、腰が前に出て、ひざを曲げてバランスをとろうとします。つまり、腰の上に上半身が乗っているというような状態になってしまいます。
 更に、関節や筋肉が硬くなったり、血行が悪くなったりして、肩こり、頭痛、腰痛、ひざの痛みなどが出てきます。また、前かがみの姿勢は胸が圧迫されて肺がうまく広がらないため、呼吸機能にも影響が出てきたり、腸の動きが悪くなって便秘などが起こったりと、体中に様々なひずみが生まれます(図2参照)。
 私たちの体は、骨、関節、筋肉、神経などの運動器官や脳が働いて良い姿勢を保つことができます。こういった運動器官に病気が出たり、筋肉が弱くなったりすると姿勢は悪くなります。姿勢が悪いと体に様々な悪影響を引き起こしてしまい、逆に体に病気があると姿勢が悪くなってしまい、更に病気を悪化させてしまう、というような悪循環に陥ってしまいます。姿勢が悪い人は、どこかでこの悪循環を断ち切る必要があります。



●自分の姿勢をチェックしてみよう

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 正しい姿勢というのは、図3のように背骨がS字を描いているような状態です。このS字のカーブが自然に保たれて、筋肉に負担がかかっていない楽な姿勢でいることが大切です。外見で判断するときは、耳、肩、腰、土踏まずの4点が一直線になっているかどうかを見れば良いでしょう。正しい姿勢の感覚を自分でつかむのはなかなか難しいかもしれませんが、壁を使えば簡単に分かります。背中を壁に付けて、頭、肩甲骨、尻、かかとが壁に付く状態が正しい姿勢です(図4参照)。この感覚を覚えておき、普段から意識しておくことが大切です。しかし、正しい姿勢が分かっても、長くその状態を保つのは難しいと思います。姿勢を崩さないためには、悪い姿勢を作ってしまう生活習慣を改善することが大切です。次の6つの項目は、悪い姿勢につながってしまう生活習慣です。自分に当てはまるものがいくつあるかチェックしてみましょう。
(1)長時間同じ姿勢でいることが多い
(2)横座りやあぐらをかくことが多い
(3)あまり歩かない
(4)普段運動をしていない
(5)筋力が衰えたと感じる
(6)気分が落ち込むことが多い
これらの項目に当てはまる数が多ければ多いほど、姿勢は悪くなってしまいます。つまり、良い姿勢を保つためには、この項目とは逆のことをすれば良いということです。
(1)長時間の同じ姿勢は避ける
(2)横座りやあぐらは避ける
(3)よく歩く
(4)好きなスポーツを持つ(自分で行うもの)
(5)筋力が衰えないように運動する
(6)気分は前向きで姿勢も前向きに
 悪い姿勢→病気、そして病気→悪い姿勢…という悪循環を断ち切り、良い姿勢で心も体も健康な状態になる、“良循環”をめざしましょう。
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