2013/10/11

女性に多いむくみ

■注意したい突発性浮腫

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 むくみに悩む人は、男性より女性に多く見られます。その理由としては、子宮や卵巣があることで血流が足から心臓へ戻りにくい、美容に関心が高いためむくみに気づきやすい、などがあげられます。
 女性のむくみでも、長時間立ち続けたり、塩分や水分のとり過ぎなどで起きる一過性のむくみや、月経に伴って起きるむくみは、病気によるものではないため、特に治療の必要はありません。しかし、むくみのなかには、病気によって起こるものもあります(図1)。
 特に女性に多い病的なむくみが、「特発性浮腫」と呼ばれるものです。原因ははっきりしていませんが、治療の対象となります。



■夕方にむけて約2kg増加

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 特発性浮腫とは、体位に関係なく、毎日、足や顔がむくむ病気です。1日の体重の変動が大きく、夕方になると、朝方に比べ、およそ2kgも体重が増加するのが特徴です。図2にあげたような女性に多く見られるのですが、その理由はよくわかっていません。
 特発性浮腫かどうかは、まず、問診などで「一過性のむくみ」ではないことを確認し、さらに「心臓、腎臓、肝臓、甲状腺」の病気がないことを検査で確認します。そのうえで、特発性浮腫の特徴が認められる場合に、「特発性浮腫」と診断されます。



■生活習慣の改善と利尿薬

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 特発性浮腫と診断されたということは、背後に重い病気がないことを意味するので、あまり心配し過ぎないことが大切です。
 治療の中心になるのは、図3にあげた「生活習慣の改善」です。生活習慣の改善を行ってもむくみがよくならない場合は、「利尿薬」を服用します。一般に、これらの治療で、数か月もすればむくみは改善されます。

※このページは番組内容を元に再構成したものです。
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