2013/10/11

高血圧の食事のポイント

 食塩をとり続けると血圧が上がるのは事実です。これは体の中の血液量が増えるためです。おそらく体がむくんだようになるのではないでしょうか。心臓から出る血液の量が増えると、一回の心臓収縮時に圧がたくさんかかるために血圧が上がります。したがって、血圧が上がる原因はさしみではなくしょう油の塩分にあります。 高血圧の食事のポイントを見てみましょう。日本人の一日の塩分量平均は13gです。かつては14gと多かったのですが10年前まで減り続け、一時は11g台にまで減りました。その後、また上がりはじめ現在は13gまで増えてきています。高血圧の方はこれを7g、平均の半分にするのが理想です。高血圧でない方は10gくらいを目標にします。しかし、食塩を減らすのはなかなか大変なことですので、一気に半分にするということではなく、まずは10gを目標にしていってもらいたいと思います。



 大事なことは、さしみにどれだけしょう油をかけたかというよりも1日でいくらとっているかということです。食塩をとってはいけないということではありません。1日で10gとってもいいと、そのぐらい開き直ったつもりで摂取量を計算し、うまく管理していきましょう。
 また、野菜や果物にはカリウムがたくさん含まれています。カリウムをたくさんとるとナトリウムが出て、塩分の作用を打ち消す利尿剤のような効果があります。特に塩分をたくさんとられる方は、野菜や果物を一緒にとると塩分をとった効果が薄まるので、覚えておかれるとよいと思います。
 ただし、果物にはカロリーがあります。例えば小さいみかん4つでご飯1膳分のカロリーに相当します。カリウムをとりつつカロリーに気をつけ、偏りのないバランスのとれた栄養を摂取するよう心掛けましょう。また、肥満を一緒に改善していかないと減塩だけでは効果がありません。この点にも注意してください。
 ご相談者のように運動や食事に気をつけていれば高血圧や糖尿病は治ります。生活習慣の改善や本人の努力しだいなのです。しかし、血圧は年齢とともに上がってきますので、現在異常がなくても5年経つと高血圧になる可能性はあります。油断をしないで高血圧を防ぐためには塩分量に気をつけてください。

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