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2013/10/12

更年期の症状

■閉経前後の10年間が更年期

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「更年期」とは、女性の体が子どもを産める状態から、卵巣の機能が低下して、産めない状態へと変化する移行期のことです。一般に「閉経」をはさんだ前後5年ずつ、計約10年間を指します。日本人女性の平均的な閉経年齢は50歳前後なので、一般には45〜55歳ぐらいの間に、更年期を迎えることが多いようです。しかし、閉経の時期にはかなり個人差があります。月経の間隔が短くなって、出血が多くなるなど、月経不順(周期や経血量の乱れ)が起こってくることが、更年期の始まりの目安になります。


■更年期の症状

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更年期には、図1に示したようなさまざまな症状(更年期障害)が起こります。
血管・運動神経系の症状:のぼせ、冷え、動悸、息切れ、しびれなどがあります。

精神神経系の症状:血圧が変動しやすくなるので、めまいや耳鳴り、頭痛などが起こることがあります。疲労感、不眠、イライラする、怒りっぽくなる、くよくよする、憂うつになるといった症状もみられます。

皮膚、内分泌系の症状:皮膚や粘膜の乾燥やかゆみ、発汗などがあります。

運動器官系の症状:肩こり、腰痛、関節痛などがあります。

 そのほか、性交痛、頻尿、尿失禁などが起こることもあります。
 このような症状は、単独で起こることもあれば、いくつも重なって起こることもあります。また、症状が次々と日替わりで現れたりするのも、更年期障害の特徴の1つです。症状や程度の個人差は非常に大きく、治療が必要なほど重い症状が出る人は、およそ3分の1です。
 症状や程度の差は、女性ホルモンのバランスが崩れることのほかに、環境や個人の対応力の違い(例えば、家庭や職場などで受けているストレスの程度や、物事をどう受け止めるかという個人のキャラクターなど)も関係しています。
 更年期の症状は、検査をしても原因疾患をはっきり特定できない、いわゆる「不定愁訴」と呼ばれるものなので、更年期によるものだと気がつかない人もいます。
■症状の起こる仕組み

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女性ホルモンは、卵巣の機能が活発になる思春期ごろから増え始め、20〜30歳代に分泌のピークを迎えます。その後、卵巣の機能低下に伴って減少し、閉経を迎えると急激に減少します。 女性ホルモンの分泌をコントロールしているのは、脳の間脳にある「視床下部」や、「下垂体」です。卵巣の機能が低下して女性ホルモンの分泌が減ると、分泌を促そうと、視床下部や下垂体のホルモンは通常の10倍も20倍も分泌されて、卵巣を刺激します。すると、自律神経の中枢も兼ねている視床下部がオーバーワークになり、自律神経のバランスにも乱れ(失調)が生じてきます。つまり、自律神経失調症の症状として「のぼせ、発汗、冷え、動悸」など更年期のさまざまな不定愁訴が生じているのです。そこにストレスが加わると、自律神経はさらに失調し、更年期の症状がより強く表れることになります。

図2 女性ホルモンの分泌の変化
拡大
図2 女性ホルモンの分泌の変化
女性ホルモンの分泌は40歳代半ばから急激に減少する。
■更年期だと自己診断しない

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更年期を迎える年代では、「動脈硬化、心臓病、高血圧などの生活習慣病」「骨粗鬆症」「子宮体がん、乳がん」などの病気が急増します。ですから、不定愁訴があった場合、「更年期障害に違いない」と、自己判断しないで、婦人科や内科を受診して、ほかの病気によるものではないことを調べることが大切です。
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