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2013/10/12

寝たきり防止は3日が勝負

■寝たきりになる原因

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日本は今や世界一の長寿国ですが、85歳以上のお年寄りに関していえば、5人に1人が「寝たきり」の状態です。寝たきりの原因疾患として多いのが、「脳卒中」や「大腿骨頚部骨折」です。また、お年寄りの場合は、ちょっとした病気やけがが原因で、寝込んでしまうこともあります。寝込んで体を動かさなければ、体力が低下し、よけいに動くのが面倒になって、ますます体力が低下するという悪循環が生じます。結果的に、寝たり起きたりの状態が、徐々に寝たきりに移行してしまうのです。
 また、病気でなくても「だらだらとテレビを見たり、ぼうっとしてる」など体を動かさない生活を続けると、次第に手足の関節の拘縮や筋肉の萎縮、骨がもろくなるといった症状が起こります。これを「廃用症候群」と呼びます。廃用症候群になると、自発的に行動しようという意欲や物事に対する関心が失われ、無気力になるなど、精神面にも悪影響を及ぼします。「うつ状態」から「寝たきり」「ぼけ状態」へと進む場合も少なくありません。

■「介護予防」は健康づくりから

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「寝たきり」を予防するためには、まず、食事や運動など、日ごろの健康管理、健康づくりが基本になります。また、定期診断を受けることも忘れないようにしたいものです。
 病気やけがは、早期発見・早期治療が常識ですが、寝込んだときや、後遺症が残りそうな病気の場合は、できるだけ早くリハビリテーションを行うことが、寝たきりにさせないポイントです。このように、寝たきりを予防する目的で、健康づくりからリハビリテーションまでをトータルに考え、実践することが「介護予防」です。

■寝たきり防止は3日が勝負

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人間は体を動かさないでいると、どんどん体力が低下するので、できるだけ早くリハビリテーションを行うことが、廃用症候群の予防のためにも大切です。例えば、脳卒中の場合、患者さんの生命に危険がない限り、運び込まれたその日から、手足を動かしたり、寝返りをさせるなどのリハビリテーションを始め、早い時期から「腰かけさせること」を視野に入れたリハビリテーションを考えます。腰かけることができれば、両手が自由になるため、着替えや食事など身の回りのことや、排泄も自分でできます。身体および精神へのダメージを考えると、安静に寝かされている時間は、3日が限度で、3日目くらいに腰かけられるようになるのがポイントです。また、心のケアにも十分配慮し、身体と心の両面からケアを行うことが必要です。

■重要なのは退院後のリハビリテーション

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退院して自宅に戻ると、病気になる前には、わけなくできていた動作ができないことに気づかされたり、これからの人生や生きがいを考えて、絶望的になることもあります。しかし、この時期にきちんとリハビリテーションを行わなければ、せっかく回復した機能の維持ができないどころか、逆に寝たきりになってしまうこともあります。本人ができることは、なるべく自分でやり、簡単な体操や散歩を日課にするなど、生活のなかに、上手にリハビリテーションを取り入れることが大切です。
 障害のあるお年寄りが安心して生きていくためには、家族の協力や環境整備も必要です。家族はリハビリテーションの手伝いや身の回りの世話だけでなく、障害をもったお年寄りも、「家族や社会にとって必要な人なのだ」ということを実感できるよう、接しましょう。また、地域のデイサービスやショートステイ、市町村が行っている機能回復訓練事業などを上手に利用して、外部の人と触れ合う機会をつくることも大切です。
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