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2013/11/04

増え続ける結核

■重症の患者さんが増えている

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「結核」は、年間約4万8000人が新たに発病しています。結核菌は、本来、感染力があまり強くないうえ、結核菌に感染しても、十分な抵抗力があれば、結核菌の増殖が抑えられ、発病はしません。また、発病しても、早期に適切な治療を受ければ、ほぼ100%治ります。ところが、結核にかかっていることがわかったときには、すでに他人に感染させるおそれのあるほど重症の患者さんが、ここ数年、増える傾向にあります。
 結核の重症化を生み出す背景には、発病した人が医療機関できちんと治療を受けないことや、医師の指示どおりに、決められた期間、抗結核薬を服用しないことなどがあげられます。こうしたことは、病気がよくならないだけでなく、「薬剤耐性」をもった結核菌をつくることにもつながります。
■結核のハイリスク・グループ

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抵抗力の弱い赤ちゃんやお年寄りは、結核を発病するリスクが大きいといえます。また、思春期や20歳代の人たちも、幼年期に行ったBCG接種の効力が低下し、かつホルモンのバランスが乱れて体の抵抗力が弱まるので、結核菌に感染しやすい年代といえます。
 そのほか、「糖尿病の患者さん」「胃潰瘍あるいは胃切除を受けた人」「抗がん剤やステロイド(副腎皮質)ホルモン薬などを服用している人」「透析療法を受けている人」「塵肺の人」「以前、結核を発病したことのある人」「ヘビースモーカー」「HIV感染症(エイズ)の人」「大量飲酒者」なども、免疫力の低下などのため、結核を発病しやすくなります。
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■周囲に発病者が出たら、必ず検診を受ける

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結核の発病者が出た場合、医師は保健所などに報告する義務があります。発病した人と接触する機会があり、感染の可能性がある人には、保健所から結核検診の通知が届くので、必ず検診を受けましょう。結核検診では、まず胸部エックス線検査を受け、結核の疑いがあれば、喀痰検査を行います。1回の検診で異常がなくても、その後、発病することもあるので、少なくとも1年の間に2〜3回は検査を受けましょう。結核に感染したり、発病している場合、早く適切な治療を受けることが大切です。感染がわかったら、発病のリスクを減らすため、抗結核薬を服用する「予防内服」が行われます。
■日常生活の注意

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子どもの結核予防には「BCG接種」が有効です。これは、結核菌の毒性を弱めてつくったワクチンを接種し、結核菌に対する免疫をつける予防法です。生後3か月を過ぎたら、なるべく早めにBCG接種をしておきましょう。また、成人してからは、1年に1回は、エックス線検査を含む健康診断を受けるようにしましょう。
 結核に感染しても発病しないためには、病気に対する抵抗力を保つ必要があります。「1日3回、栄養バランスのとれた食事をする」「睡眠と休養を十分にとる」「適度な運動をする」など、規則正しい生活を心がけてください。さらに、「禁煙する、アルコールの飲み過ぎを避ける、換気の悪い場所や人込みなどを避ける、過度なダイエットはやめる、心身のストレスをためない、過労を避ける」などにも注意しましょう。そして、結核のハイリスク・グループの人たちは結核を発病しやすいので、かぜをひいたり、体調が悪くなったときは、早めに医療機関で診察を受けるようにしましょう。
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